【疲れない人間関係】家族がめんどうと感じた時に心がラクになる

こんにちは。小野ひかりです。

ふるさとの親と話したりするのが面倒だなと感じるときがあります。
親から電話がかかってきても「忙しいから切るよ」と手短に済ませてしまうこともあり、そんなときは「ちょっと冷たかったかな」とはふと思うものの、今度またこちらからフォローしておけばいいや、別にいつでも話ができるんだし、と思ってしまいがちです。

これは、親はいつもいる身近な存在で、いつでも自分の側にいると思い込んでいる心です。

海辺に住む人は海水浴をしない

「海辺に住む人は海水浴をしない」という言葉があります。

海辺に住む人は「すぐそこが海だし、いつでも海水浴ができるんだから今日はいいよ」と思ってしまい、そのうちに遊泳シーズンが過ぎていく、ということです。

家族もこういうところがあるのです。
とても近い仲なので、会おうと思えばいつでも会える、話そうと思えばいつでも話せる、と当たり前に思ってしまい、かえって大切にせず、話もしない仲になりがちなのです。
いつでもあると思うと、大切に思えないのは、人間の心理です。

ロンドンっ子が行かない観光地

たとえばビッグベン。

ロンドンに観光に来た人に「どこに行きたいですか」と声をかけると、まず第一に名前が挙がる、ロンドン最大の観光名所が、国会議事堂(ビッグベンBigBen)です。

ニューヨークでいえばの自由の女神、パリでいえばエッフェル塔のように、ロンドンの街の象徴であり、世界中からの観光客でにぎわうロンドンでも、ひときわ賑わいを見せる観光地です。

ところがおもしろいことにロンドン市民の大半はビッグベンを観光したことがないのです。

「どうしてですか」の問いにロンドンっ子は苦笑いして「いつも通勤途中に見てる建物に何の感慨もないよ」と答えるそうです。

いわゆる「いつでも行ける」「当たり前のようにそこにある」ものを私たちは大切なものと思えないのです。

ではそんなロンドン市民が、初めてビッグベンを観光するのは、どんなケースなのでしょうか。

一つは「観光に来た友人と一緒に行く」というもの。

もう一つは「ロンドンから引っ越すとき」なのです。

ロンドンを去る直前になって、今までいつでも観光できる、当たり前の場所が特別な存在に変わり、初めて彼らはビッグベンに足を運ぶのです。

クーポンの効果を最大限に上げる有効期限とは

クーポン券は「有効期限」がポイントだそうです。

有効期限を決めないと使われない、というデータが出ています。

有効期限がないクーポン券の方がお得なのに、有効期限がある方が使われ、しかもその期限は短い方がクーポン効果が高いのです。

「今でしか使えない」という心理が、消費者を購買に向かわせるのでしょう。

このクーポン券の研究も、先ほどのビッグベンの話と同様に、チャンスが限られていると人は大切に思うことが分かります。

「一期一会」の出会いはあなたの近くにある

私たちは家族の存在を疎ましく思ったり、不平不満がつい顔や態度に出てしまうことがあります。

それは自分にとって家族という存在は、いつまでも続く安定した関係だと思っているからです。

会社の顧客なら、商品やサービスに不審をもたれたりすれば二度と購入してもらえなくなり、関係が離れてしまうので、細心の注意を払います。

恋人もちょっとした心のすれ違いで別れたり、嫌われたりするものなので、いつまでも良い関係が続くよう、努力を惜しみません。

しかし家族の場合、いつまでも一緒にいられるという安心感があり、それがこの関係が続いているのを当たり前に思わせ、ご縁をぞんざいにしてしまわせるのです。

ところがそれは大きな錯覚です。

錯覚だった、決して当たり前ではなかった、と思い知らされる時が、いつか必ず訪れます。

毎日、病気であるいは事故や事件に巻き込まれて亡くなる人が報道されますが、それはいつ私の家族に降りかかるか分かりません。

「まさかこんな形で別れなければならないなんて」思いがけない死に直面し、今ある縁が突然断ち切られてしまうのです。

家族も実は、期間限定の、いつ終わるかしれない、しばらくの縁なのです。

はかない、かけがえのない縁と知ると、今一緒に居られるこのとき、この場所を大切にしようという心が生まれます。

これを昔から「一期一会」といわれています。

いつか孝行しよう、いつかお礼を言おう、ではなく、今していこう、と思います。

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